メンタルブロックの外し方

【退職のタイミング】“同僚にイライラしたら旅立つ時?”あなたの貴重な時間が奪われます

今日の相談

「仕事を辞めたいと思いつつ数年経っちゃいました。1人マウント取りの好きな同僚がいて、職場で権力をふるってます。合わせるのに疲れたからもう辞めたい。」

ラッコ

「僕も20代で転職したのでよく分かります。ちょっと冷たく聞こえるかもしれないけど、あなたの体力と時間は貴重です。だから言わせてください。

あなたが職場で関わっている人たちは、仮に病気や事故、経済的不安定に陥った時など、あなたが一番困っている時に力を貸してくれる訳ではありません。ましてあと数十年後には、もう二度と会わないかもしれないアカの他人になるのです。そんな人たちのために、あなたが足をひっぱられたら相手の思うツボです。」

今日のテーマは【退職のタイミング】“職場で同僚にイライラしたら旅立つ時?”あなたの貴重な時間が奪われます、です。プロフィールにも書いていますが僕は20代前半、長時間労働の会社で営業職として働き続けていました。朝6時前起き、夜10時帰宅が4日連続続く。そんなこともありました。

🌟僕は元社畜です。

🌟海外目線で見ると日本の労働は正直、異常です。

もちろん僕が志望して入った会社なので、自業自得と言えばそれまでですが、今思い返してみると明らかに良い会社ではありませんでした。海外暮らし、仕事経験が長いので今でこそ分かるのですが、控え目に言ってもオカシイ会社でした。今、海外から日本を見て言えるのは、ブラック企業の多さとそこに足を取られてしまい人生の時間を無駄にする率の高さです。

シリコンバレーのアメリカ人は定時になったらさっさと帰る、なんて言われたりします。ですが正確にはアメリカ人が定時にさっさと帰るのではなく、日本人だけが定時でさっさと上れないだけです。他の国でもいたるところで定時以前に仕事を切り上げたくて必死です。オーストラリアのシドニーを歩いていた時のこと。街中で午後5時閉店の本屋さんが510分前となるともうお店の人がシャッターを閉めていました。夜6時で閉まるカフェが5分前には誰もいなくなっていたりします。アジア圏も同様です。

これから2つのことを紹介します。

今日から徹底して考え抜いてみて下さい。僕も職場で疲弊し退職して、次のステージに行くまでとても時間がかかりました。でもそれを経験して初めて、やっと人生で何が大切なことで、何が大切でないが分かってきました。その2つとは

  1. 自分の人生と相手の人生を切り分ける
  2. 自分を一番大切にする(断じて自己中ではない) です。

では解説していきますね。

ラッコ🐚

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①自分の人生と相手の人生を切り分ける

まず自分と他人の間にしっかりと線を引きます。「線を引くと言っても、どうやって?」と思う人もいるでしょう。ご存じの方やもうすでに読んだ人もいると思いますが、日本国内200万部、世界累計で600万部の大ベストセラーのアドラー心理学をもとにした『嫌われる勇気』で出てくる「自分と他人の課題を分ける」方法を使います。(600万部ってすごすぎますね

実際本の中で紹介されている例です。学校で出された宿題をやらない子どもがいます。親はそこで叱りたくなりますが、その宿題をやらないのは子どもの課題であって親の課題ではありません。明日宿題をやっていない状態で学校に行って、問題があってもそれは子どもが引き受けるべき課題としてある。したがってアドラー心理学の考え方では、ここで親は叱ってはいけない、ということになります。

ちょっと突飛な考えにも聞こえますね。

でもこれを仕事場に応用するとけっこう腑に落ちます。たとえば僕がいた職場でもマウント取りが好きな上司がいました。東大卒でした。自分が誰よりも優れていることを信じて疑っていないかのようで、人を評価するのが大好きでした。何かとあの人はダメだとか、あの人はミスるとかいうことを陰で言うのが好きでした。結局みんなその人には逆えず、同調する空気ができていたのを今でもよく覚えています。(念のため、東大卒の人が全員そう、というわけではもちろんありません。)

今このことをアドラー心理学に沿って考えると、その人がマウントを取って職場の雰囲気を悪くするのも、人の陰口を言うのも、その人の課題であって僕自身には何の関係もありません。またそれが原因で会社内で問題が起こっても、それは会社の問題であって、僕の問題ではありません。

ですが当時はこれをごっちゃに考えていた自分がいました。会社の問題は僕の問題だ、という様に。でも読者の人の中にも、過去の僕と同じように考えている人もいるのではないか、と思います。今はっきり分かるのは周囲に影響されすぎていて、自分の課題が何か、と言うことに集中できていなかったこと。全ての人が僕に良い影響を及ぼすわけではありませんし、良い人だなぁと思っていてもある側面ではそうでもないかもしれません。つまり他人はあくまで他人で、自分には一生なり得ないということです。

また居眠り常連の同僚もいました。

どれだけ楽をしてお金を稼ぐか。それしか頭にない人がもしいたら、自分と一緒にしないように一線を引いて、何が自分の課題で何が他人の課題なのか整理する必要があります。自分の利益のことしか考えていない人は、部下に仕事を丸投げしたり、中抜けしたり、居眠りしても全く気になりません。人生を浪費している点で本当に残念ですが、そういう人とは極力関わらないこと。できれば目を合わせないことですね。

あなたの時間を無駄にしないで。

他人にイライラしてしまったら、あなたの不利益にしかなりません。エネルギーを無駄に使う羽目になるのはあなたの側なのです。そういう人とは、一線を引きましょう。その上で、自分が今やるべきことに集中するのが大切です。自分がどんな環境で働きたいか。それ以前に、自分は何をしたら一番輝けるのか、本当は何をしたいのかを毎日コツコツ考えましょう。ここで2つ目のポイントにうつります。

自分を一番大切にする(断じて自己中ではない)

「輝く」というと何を想像しますか?

社長とか部長とかそういう地位的に高いものをイメージする人もいるでしょうが、それだけではありませんよね。地位的、金銭的な部分での成果ではなく、輝いているとは自分が本当に求めている姿になっているということ。もちろん、高い地位や給料を望んでいるのならそれでも良いでしょう。それはあくまでも結果としてついてくるもの。自分自身が真の意味で輝ければ、結果は色んな形でついてきます。

もしある男性が退職し部長という地位がなくなって、ただのおじさんになってもその人が輝いているんだとしたら。その人は本当に自分が達成したかったことを仕事上でやってきた人間だと言えます。たとえば市役所の地域振興科で、過疎地への移住プロジェクトを企画し成功させた。退職した後も何らかの形で地域のためにボランティアとして働き続けるでしょう。「輝く」とは「働きがい」でもあり、生き甲斐でもあります。

記事の最初にもお話ししたように、日本にブラック企業は山ほどあります。でも身体が粉々になって悲鳴を上げるまで働いたり、心が崩壊するまで勉強しなければならない理由をちょっと考えてみて下さい。あなたはその企業のために働いているのでしょうか?建前では所属団体のために働く、それでいいと思います。でも本音の部分では、もっと自分に焦点を当てて見てほしいのです。

僕が断じて言えることは、自分を大切にすることは自己中ではない、ということです。 

あなたが周囲の環境から良い影響を受けられないのだとしたら、自分をもっと大切にして下さい。周囲にいる人たちは、仮に病気や事故、経済的不安定に陥った時など、あなたが一番困っている時に力を貸してくれる訳ではありません。ましてあと数十年後には、もう二度と会わないかもしれないアカの他人になるのです。そんな人たちのために、あなたが足をひっぱられたら相手の思うツボです。

自分自身に集中するクセをつけて下さい。

日本社会では、相手の立場や行動を見てから自分の身の振り方を考える人が大多数(マジョリティー)です。「あの人がああいったから、ああする。」「この人がそういうから、そうする。」このように自分の発言や行動の根拠が、他人に置かれることが非常に多いのです。この点で、他人と自分の間にしっかりと境界線を引くことができる人はほんのわずかだと思います。

あなたが自分と他人の課題を切り分けて、真に自分を大切にしている人になれた時、自分の求めているビジョンを求めて退職ができます。

また次の記事でお会いしましょう🐚